MMDO未来の仕事シリーズVol.5『シェアリングエコノミーの動向を探る』開催しました

 

<セミナー要旨>

◆第1部 「シェアで実現する地方創生」~地域づくりの標準装備としてのシェアリングエコノミー~

内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室 シェアリングエコノミー促進室 企画官 髙田裕介氏 

 国内ではまだ認知度の低いシェアリングエコノミーですが、内閣府でも平成27年より、シェアリングエコノミー推進室を開設、ライドシェア(Uber)や民泊(Airbnb)以外の国内における6つの事例を紹介頂きました。また、これから普及に向けた課題として、安全性・信頼性の確保による利用者の不安解消が一番のネック、そのために政府としては、①規制最適化などのルールづくり、②成功案件などの事例づくり、③相談体制など応援団づくり、④理解醸成などムードづくり等を4本柱に、成功事例の実現や内閣府シェアリングエコノミー伝道師を中心に応援団づくり等による後押し等で協力、その後、広域展開を図るためには地域の企業の連携が今後成功の大きな鍵を握っているとし、地域の企業の参加の必要性を痛感しました。 まだ、南魚沼市ではシャアリングエコノミー事例は数少ないですが、これからの地方創生の為には欠かせないサービスになると思います。

 

◆第2部 「スキルシェアで広がる子供の未来」

株式会社キッカケ 代表取締役 上村公彦氏

子供に教えられる特技を持つ人と子供に習わせたい親を結ぶアプリ「キッカケ」の紹介。教育にお金がかかる時代に、気軽に子供に沢山のことをチャレンジさせたい親の為のアプリ。今後南魚沼市内でもスキルシェアで子供の未来の可能性を広げていきたいとの事。南魚沼市内では子供の教育のみならず、家事代行等共稼ぎ世代、一人暮らし世帯などへのスキルシェアの可能性もあると思いました。

 

◆第3部 「『教育』から『共育』へ南魚沼全体がまなびの場になる」

南魚沼愛みらい塾 理事 倉田智浩氏

若者の流出に歯止めをかける為、学校と地域が連携し南魚沼の「地域資産」をシェアし、若者に地域の魅力に目を向けてもらう活動をしている。今後、前述の株式会社キッカケさんとの連携で、人とのつながりをコンセプトに『人に会いに行くツアー』等、愛のある素晴らしい活動のご紹介を頂きました。

 

◆第4部 「Q&A」またはパネルディスカッション

 『みんなの庭』代表の川島亜希子氏も加わり、パネルディスカッションが行われました。

Q:今までにシェアリングサービスを利用したことがあるか?

Q:都市と地方のサービスの内容の違いは?

Q:身近な所で、南魚沼で始めるサービスとは?

等、参加者の皆様も積極的に参加され、活発な意見交換が行われました。

この日をキッカケに、これから地域におけるシェアサービスによる地域活性の期待が大きい事が認識されたのではないでしょうか?

MMDOは今後もセミナーやイベントを企画してまいります。ご意見ご希望がございましたらいつでもご連絡下さい。

 

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。