南魚沼での仕事は?

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独立するなら将来性の高い南魚沼で。

南魚沼の産業といえば、なんといっても南魚沼産コシヒカリを中心とした第一次産業ですが、独立心の多い南魚沼の土地柄なのか、最近では、独立、自営にチャレンジする市内在住の若年層(30代を中心に)がどんどん増えています。
たとえば南魚沼市の中心部、六日町。この街はご多分に漏れず、一時期、シャッター商店街になりかけましたが、空いた店舗が次々と飲食店に。一般的な市町村の中心市街地活性化事業などではなく、自然発生的にいくつもの飲食店や雑貨店が誕生しました。

現在、従来の商店街にはなかった飲食店の数は30軒以上。一般的に田舎町では「お願いしても誰も店を開かない」と言われる二階にも多数の飲食店があり、それぞれが個性を競っています。
人口わずか6万人弱の町に、これだけの飲食店が揃うのは地方でも極めて稀といえます。地方創生が叫ばれるなか、本当は極めて珍しい「自主的、かつ創造的、商店街活性化」が行われているのですが、なにしろ自主的すぎて、今まで行政もその特異性と貴重さに気が付いていませんでした。そのためメディア露出が少なく、知名度こそ低いのですが、今後、PR次第では「奇跡の街、六日町」のように言われてもおかしくない、本当の奇跡が起きている街なのです。

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Iターン、Uターン者にもその傾向は強く見られます。
南魚沼だけでなく魚沼地域には、カメラマン、デザイナー、編集者、プログラマー、ICT技術者、翻訳家、山岳ガイド等、実力を持った人の移住定住が多く、それぞれが全国や世界各地と仕事をしています。世界を視野に入れた経営者も多く、小さな街ながら、「八海醸造」をはじめとした日本を代表する酒蔵や、「雪国まいたけ」などの企業もあります。

さらに最近では、南魚沼市が「南魚沼版CCRC」構想を発表。魚沼基幹病院や国際大学、北里大学保健衛生専門学院などがある浦佐駅周辺で、国際色豊かな「グローバル・コミュニティ」を形成するとしています。
浦佐駅周辺にはインドやスリランカなど、海外の最先端ICT企業の日本拠点が集まる「グローバルITパーク南魚沼」も2016年夏開業予定です。「将来的には350社以上の招致を目指している」そうです。自立心のある若者、東京などで技術を身につけたUIターン者。そして9割が海外からの留学生であり、その多数が政府機関関係者という国際大学との連携を考えると、かなり実現性の高い数字といえるでしょう。

国際大学は、学生や卒業生のネットワークを活用して進出企業にマーケティングのアドバイスをしたり、外国人の日本語トレーニングを支援したりする予定。東京からわずか1時間30分という移動時間と太い人脈によって、南魚沼は「日本一の創業適地」になる可能性を秘めています。

「独立するなら南魚沼」、ぜひ覚えておいてください。

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