自遊人 2016 夏
ホタルシーズン!
ただいま南魚沼はホタルのシーズン真っ盛り。
今年は冬の雪が少なかったために例年よりも2週間ほど早くホタルが飛び始めました。
いまは大型のゲンジボタルが多いので、光も大きく見えます。
写真はみづらいですが、六日町駅から車で5分ほどの「大月ほたるの里」。
この季節はちょうちんが飾られ、歩きやすいように整備されています。
イネの葉が色濃くなりました
全国的に有名な南魚沼産コシヒカリですが、これを名乗れるのは南魚沼市と、お隣の湯沢町(南魚沼郡)で育ったコシヒカリだけ。
土壌と気候条件がおいしいお米を作り出します。
ゴールデンウィークごろに植えられた苗は、お盆ごろになると花を咲かせます。
そろそろ稲の開花時期が迫ってきました。
稲の開花
先日「まもなく稲の花が咲きます」と書きましたが、田んぼによってはもうかなり咲きそろっていました。
稲の花はこんな小さな形をしています。
白く見えるのがおしべ。めしべはもみの中に隠れていますが、虫などに頼らずに自家受粉できるので、花が咲いているのはたった数時間。朝ひらいて、午後にはほとんど閉じてしまっています。
早めの時間にぜひ田んぼをのぞいてみて下さい。
巻機権現の火渡り勤行が行われました
日本百名山のひとつ巻機山(まきはたやま)は、南魚沼市と群馬県との境にあります。
その登山口でもある清水集落の巻機権現社では、昨夜、火渡り勤行「大火生三昧(だいかしょうざんまい)」が行われました。
南魚沼は山岳信仰の山伏の神事が日本でもいちばん多く残っているのだそうで、火渡りはほかにも八海山などでも行われています。
山伏が問答を行ったり、場を清めたりという神事が行われますが、内容を解説しながら進めてくれるのが親切。
護摩を焚いて、その火が落ち着いた後の(とはいえ、まだ熾火が残っているところを)、無病息災、家内安全などを祈念しながら山伏が歩きます。
その後、一般の参加者も同じように歩いて渡れるのです。酒気を帯びていないこと、忌中でないこと、土足でないこと、という条件さえ満たしていれば飛び入り参加もできます。小学生くらいのお子さんも何人も参加。
夏の夜の厳かな勤行は無事に終了しました。
稲の穂が色づいてきています
朝晩はかなり過ごしやすい気温になってきた南魚沼です。
2週間ほど前までは青々としていた田んぼですが、穂が少しずつ黄色くなってきました。
これから実が充実する期間に昼と夜の寒暖差があることで、お米はおいしくなっていきます。
今年も美味しいお米がたくさん採れますように。
田んぼの番人
すっかり色づいてきた田んぼには、カラス避けの番人・カカシが登場しました。
農家のみなさんが、古着などを活用して、それぞれに工夫をこらしています。
稲刈りシーズンも間もなくです。
田んぼの番人2
昨日に引き続き、南魚沼の田んぼで見つけたカカシのご紹介。
こちらはジャケットを着用していました。
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