南魚沼市観光大使「音楽家」 橘 光一さん
ボランティアでの演奏が、人脈や仕事を広げている
ボランティアで演奏。これも、東京在住時代はやったことがないことでしたが、自分を知ってもらう場にしています。2月には市内で開かれた知的障害を持った人たちの競技会「スペシャルオリンピックス新潟大会」の閉会式に参加し、総合支援学校の中学生たちと銀河鉄道777などを演奏しました。一緒に練習してのぞんだステージ。最高に楽しくて、最後は選手達もステージに上がって踊り出したのです。この大会に関わらせてもらって本当によかったです。
学校の卒業式にも呼んでいただき、『ユー・レイズ・ミー・アップ』(あなたが私を勇気付けてくれる)を弾きました。トリノオリンピックで荒川静香さんが使用した曲です。これまでやってきた大きなホールでの演奏と、南魚沼での地道な活動。どっちも同じで、音楽に対する揺るぎない自分の思いに気づくことができました。
東京の仕事をしつつこっちでも活動が増えてきたここ2年。知り合いもだいぶ増えました。朝散歩していて、挨拶するうちに顔なじみになって仲良くなった人もいるし、飲み屋で仲良くなった人なんかも多いし。近所付き合いも、なんとなくあります。ありがたいことに、よそもの感覚も感じたことはありません。ただ、僕のような職業は昼間家にいたりするわけで「何者だこいつ?」でしょうから、自分から挨拶したり話しかけたりは意識しています。
東京の仕事をしつつこっちでも活動が増えてきたここ2年。知り合いもだいぶ増えました。朝散歩していて、挨拶するうちに顔なじみになって仲良くなった人もいるし、飲み屋で仲良くなった人なんかも多いし。近所付き合いも、なんとなくあります。ありがたいことに、よそもの感覚も感じたことはありません。ただ、僕のような職業は昼間家にいたりするわけで「何者だこいつ?」でしょうから、自分から挨拶したり話しかけたりは意識しています。
美味しすぎて体重増。誰だかわからない人になりました
近所付き合いが生まれたら、野菜をいただけるようになりました。鮮度抜群ですから、そりゃあ美味しいですよ。そして米も本当に美味い。酒も本当に美味い。水が美味いから料理も美味い。不味いのは、体重が増えてしまうこと。車生活も災いして、20キロ増。たまにフェイスブックなどに写真が出たりすると、「誰だかわからなかった」と言われます。こっちに来たら痩せて健康的になったという人も多いのに。まぁ、とにかく美味しすぎるのです。
日常に遊びが増えた。渓流釣りにも夢中
我が家は六日町駅から徒歩5分。しかも、六日町は南魚沼の中心部なので、若い人がお店をオープンさせたりして、飲食店も増えている状況です。外食もできるし、普通に町に暮らしている感覚です。
でありながら辺りは自然の宝庫。元来自分は都会より自然のほうが自分にフィットする人間なので、四季がはっきりしている南魚沼の風景は、たまらなく魅力的です。季節の移り変わりを目にしながら生きることが、いかに精神的な余裕につながるかも身にしみて感じています。ゴルフもスキーも釣りも、思い立ったら吉日で行き放題です。
東京からゴルフに行っていた時は、前もって予約するのは当たり前。近いところはめちゃくちゃ高いから、安いところ求めて1日がかりで群馬まで行ったり。それがこっちは30分で行けてしまいます。朝電話がかかってきて「今日天気がいいから、暇だったらゴルフいかない?」みたいなノリで、当日に予約。スキーも、「昨日降ったからちょっと行く?」といった感じです。
ただ釣りは子供の頃からやっていた海釣りが好きだったので、移住してからも柏崎あたりまで足を伸ばしていたのですが、去年から渓流釣りを始めました。すぐそこに登川という渓流釣りで有名な川があるんです。4月も半ばになると、まだ雪が残るなかで桜が咲き、雪解け水で水かさを増した川の上を鯉のぼりが泳ぐ。そんな光景の中で静かに釣り糸を垂らすんです。温泉もいっぱいあって、ゴルフもスキーも釣りも帰りには今日はどこのお湯に入ろうかな状態です。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。